レボリューショナリーロード 燃え尽きるまで

レオナルド・ディカプリオ作品はどんなものでも見る私。

この映画は、タイタニック以来の共演ということもあって

興味津々。

しかしながら、

映画館の中はガラガラ。

空調のせいでしょうか、冷たい風が吹いてきて、

寒かった。




恋愛ものではもちろんなく、

シリアスもの。

ケイトがこの10年あまりで、

苦労したんだろうな〜という顔の変化に

驚いた

ディカプリオも

すでに、アイドルではないという、

厳しいものを

感じた

せめて、詐欺師役をしたころのディカプリオに戻って〜!!

と叫んでいたわ。



たしかに、

ふたりとも迫真に迫る演技はすばらしいと思ったし、

夫婦ってことを、考えるきっかけになったけれど、

見終わったあとは、ちょっとどんより気分。


郊外に家を立て、家族4人で、しあわせな日々であるはずが、

なぜか、その退屈な日常に夫婦というシステムにほころびが生じるところから

悲劇が始まる



ディカプリオが、いい夫であろうと

振舞っているすがたが、いじらしかった。


「私たちは特別」

その思いは、

年を経るごとに、それは、たんなる幻想だったのだ、

と気づかされる


その思いがしぼんでいくとともに、

人生、これでいいのかしら?

もういちど、

リセットしたい、

そんな気持ちには、

年を重ねる過程でだれもが

思うことだろうな。


バレンタインデイに

見に行ったのは、

ちょっとまちがいだったかもしれない。











レボリューショナリー・ロード 燃え尽きるまで (ヴィレッジブックス)

レボリューショナリー・ロード 燃え尽きるまで (ヴィレッジブックス)