浅田真央
そんなに興味を持っていたわけではない、たんなるにわかフィギュアスケートファンの私。
バンクーバーオリンピックが終わって、私が一番注目しているのが、
浅田真央選手。
FS終了後のインタビューでのあの涙を私は一生忘れない。
次の日には、もう次のソチを目指すと笑顔で答えた真央ちゃん。
切り替えがはやい。
愚痴ひとつこぼさず、いつも前を向いてひたむきにがんばる姿に
心打たれました。
「銀盤の女王は銀メダルなのかもしれない」そう言った競技フィギュアから引退
した女性がコメントしているテレビを見ました。
ミシェルクワンやスルツカヤなどは、その時々の時代を
牽引してきた銀盤の女王です。
でも、オリンピックで金メダルはとれなかった。
女王は金メダルはとれないのかも。
荒川静香の金メダルはうれしかったし、すばらしい演技だったけど、
中には、「たなぼた金メダル」と揶揄する人もいる。
それ以上に今回のバンクーバー五輪のクイーンのFSの150点はありえないと思う。
なぜ、そんな点数がでるのかな?
もうできばえ点とかやめてもらいたい。ジャッジも匿名をやめて、人数も増やしてほしい。ジャッジの気持ち如何でどうにでもなる、公正な採点が、あってないような今のシステム。すべての選手にとって公正なシステムであってほしいです。
よくわからないジャッジはもうほんとやめてもらいたい。
一生懸命がんばっている数多くの選手に失礼だと思います。
トリノでの世界選手権でも、納得のいく演技をした選手がたくさんいました。
でも、ジャッジは・・・・。あまりの低い点数にほとんどの選手の顔から
笑顔は消えていましたね。
男女二人が滑る競技にはペアとアイスダンスがあるように、
シングルにも、「競技シングル」と「シングルのアイスダンス」という2種目に分けたら
どうかしら?
競技のほうは、どこまでもアスリートの限界にチャレンジし、難易度の高いジャンプに高い点数がつくようなシステムに。
反対にアイスダンスでは、難易度のそんなに高い技に挑戦しなくても、音楽の表現や顔の表情、優美さなどで競いあう。
競技フィギュアで怪我をして引退した選手にも、またチャンスはめぐってくるいいアイデアじゃないかしら〜。
真央ちゃんのスポーツ選手らしい爽やかな振る舞いは
見ているこちらにも、いい影響を与えてくれます。
なんどもいいますが、ほんとに爽やかじゃないですか〜。
仕事でミスしたときも、そのときは心で泣いて、でもすぐに切り替え、
こんどからはミスしないでおこう、ミスがおきないようにするにはどうしたらいいか、を考えよう、
真央ちゃんの涙を思い出し、次の日には笑顔でソチを目指すといった真央ちゃん、のつめの垢でもせんじて飲まなきゃ〜って、いい風に見ることができるのです。
それは、真央ちゃんのおかげです。
そのように思える日本人が増えたのではないでしょうか?
そして、そんな風にがんばれる真央ちゃんだからこそ、
まだまだ、もっともっと
伸びていくんだろうなあって思いますね。
ソチオリンピックのころには、ロシアのうじゃうじゃいるジュニアやノービスの選手野中から頭角を現してくる選手もいるだろうし、長洲未来選手もすばらしいし、
日本人選手の中からもでてくるかもしれないし、
そんなことを思うと、
私は、真央ちゃんが金じゃなくてもいいけど、でもせいいっぱい真央ちゃんらしいプログラムでいい演技をみせてほしい
と思うのです。
でも、真央ちゃんならソチで金メダルもありうるし、またびっくりするようなことも演技にとりいれるのかな。