トルコ

日本人が生来もっている美しさというものをもう一度考えてみたいとも思ったり。
なぜ、そんなことを思ったのか?というと、それは、偶然「トルコと日本」のことを思い出したことと、によります。
100年以上も前に、トルコの船が和歌山の大島で沈没したときに、
大島の人々が自分の身の危険も省みずに救助したことをなぜか思い出したのです。
トルコが親日家である、と聞いたのは、きっと日韓Wカップサッカーのときだったのですが、私は「なぜだろう?」と思ったのでした。
そうしたら、そのトルコ遭難のときの救助をトルコがずーっと忘れないでいてくれた、ということですよね。
私は、この恩義ということについては、今の日本人が知らなかったのにトルコの人々は忘れないでいてくれたことにとっても感銘をうけました。トルコの教科書にも載っているのですよね。

美しいとおもったのは、その大島の人々です。その大島の人々が、きっとその当時は自分たちが生きていくのでせいいっぱいだっただろうに、
非常用にとってあった鶏まで分け与えて、トルコの皆さん(69人)の回復を早めたらしい。

日本人って倫理観が強い民族だと思う。