カムイ伝講義
- 作者: 田中優子
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2008/10/01
- メディア: 単行本
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なんとなく、面白いかも。
週刊ブックレビューで筆者がゲストとして
招かれていて、
着物を粋に着こなしている人だなあ、って思った。
「ものづくり」の大切さを話されていました。
カムイって非人だったんですね。
非人は毛皮を作ったり芸人だったりするから
手に職を持っている、それが強みだと
いったようなことをさらっといわれていた。
日本の歴史の中では、戦国時代から明治維新までがおもしろい。
私はその時代が好き!
やっぱ、歴女かなあ。
江戸時代にできあがった制度って、とても上位層にとっては
都合のいいものだったということがわかる。だから、250年以上も続い
たんでしょうね。
参勤交代も大名の財政を悪くさせるために、力をもたせないために
できたし。
一揆にも、いろんな段階があって、最後には、逃げるっていうことも
証文としてかきつけられてるんだって。
なんでも制度だったんですね。
いまでも会津藩だった県と長州藩だった県とは仲が悪いらしいですって。まじ?
伝統っていうか、伝承っていうか、親から子へと静かに受け継がれることってあると思う。
それが、恨みをエネルギーにしているとしたら、そのエネルギーは子孫に伝われば伝わるほど、強大になるような気がする。
それが、差別に基づいたものだとしたら、それがいつのまにやら、子どもに刷り込まれて、親から受け継がれて差別が続いていく。
と、ぜんぜんカムイ伝講義とは関係ないけど、
つれづれなるままに書いてみた!