レッドクリフ

パート1は諸葛孔明がとても魅力的でした。

でも、これからいくさが始まるところで終了だったため、ちょっともやっとした気分でした。パート2、早くやらないかな〜、っておもって劇場をあとにしたのでした。
もしかしたら、1年後か、と思っていたため、4月にパート2が上映されることで、ちょっとうれしい気分。

先日、地上波でもパート1をやっていましたが、やはり劇場の大きな画面と音が迫力がありました。

パート2は、戦が主であるため、軍師・諸葛孔明の出番は思ったより少なくて残念。

いくさの中で、女性の活躍を描き、そして、戦のシーンが長い、いや長すぎる(でも、赤壁の戦いが映画のテーマなんだから、戦のシーンが長いのは当然といえば当然ですが・・・。)ジョン・ウー世界の三国志。男子の願望を描いたものなのでしょう。
 トニーレオン演じる周愈の妻、小喬は平和を願い、孕んだ子に平安と名づけたがった。そして、平和のために、あることをする。それが、私には、ちょっとやらんでもいいことなんちゃうん?と見ていて引いてしまった。けど、実際は・・・・それがキーポイントだったのですねえ。

いくさのシーンを見て、太古より人類は、戦ってきたんだ、となぜか思いました。人類の宿命とでもいえるんじゃないかと。

死ぬことよりも戦わないことを恥じた乱世という世界では、今と価値観がまったく異なる。今はどちらかというと先進国を基準とした平和というものに価値が置かれているため、正反対の価値観。
 動物はお腹がすいたときに、獲物を殺して食べる。同じ動物での殺し合いはあまりないはず。でも人間は、自分の欲望のため、大義名分のため、などなど、○○のため、に戦争をしてきた。
人間の遺伝子には、殺戮ということが組み込まれているのでしょうか。