三国志

三国志はまんがでさえ、いまだに読んだことがないため、レッドクリフが私の中で「三国志」と刷り込まれる恐れがある。
一番最初に見たもの、それが刷り込まれると、なかなか頭から離れないものだと思う。

だから、レッドクリフはあくまでも、ジョン・ウーが描く三国志で、三国志演義三国志の正史とも異なることを自分にいいきかせた。

諸葛孔明は、赤壁の戦いでいろんな知識や知恵によって勝利を導いた軍師である。でも、最後には、勝てなくて病没している。
だから、呪術も、実際に使えていたのか?とか、現実に存在した人物なのか、とかいろいろ思ってしまいましたねえ。
すごい力のある軍師だったんだから、劉備に天下をとってもらいたかった。



その一方、曹操は、最後には勝利し、天下統一しているのに、人気がない。

でも、パート2では、曹操、なかなかよかったと思ったのでした。
赤壁の戦いで、曹操は最後の一人になっても戦うと宣言し、負けとわかっても、戦いをやめようとしなかったところと、
疫病がはやり、病人が収容されているところに、マスクもせずに入り、士気を高めたところに男気を感じたのは私だけでしょうか。

それでも、女にうつつを抜かして、いくさの好機を逃す、という描きかたは面白かったけど、実際の戦場ではありえないでしょうねえ。
最後に曹操を逃がすっていうのもねえ。そこで首をとるのが戦の王道でしょう。


まあ、いえるのは・・・・、

歴史は変えられないからね。