西淀川区小学生家出

大阪西淀川区の小学生が家出した、との届出から、連日捜索されている姿がテレビに映し出されていた。
私も西淀川区に住んでいた時期があり、なんとなく気になっていたのだ。

しかし、結末が・・あまりにも悲しすぎる。
虐待による衰弱死。

小学校も休んでいた、そんな問題満載の子どもに
どうして行政の介入がなかったのだろうか。

民生委員・児童委員に近隣の住民が一声かけることもできたのではないのか。

虐待に対し、世間の関心は高かったはずなのに。住民は夜中こどもが泣き叫ぶ声を聞いていたとも。



就学前の子どもであれば、保育士や保健師の連携で、行政の介入がはやかったかもしれないが、
小学生になると、教育の中で虐待ということをみていかなければならない。先生の意識はそんなに高くないのかもしれない。

虐待の問題は、家族の問題ではなく、地域・行政・教育現場の問題として介入するほうがいいと思うけれど、むずかしいデリケートな問題。

ご冥福をお祈りします。