鳥インフルエンザのときは、鳥を何千万羽処分したのに、豚を処分しなくて本当に大丈夫なんだろうか。

すでに、豚から人にウイルスが入っていると同時にまた、人から豚へと入っている状態であるらしい。

その人由来のウイルスと、豚に入ってきた鳥由来ウイルスが混ざり合ってよりいっそう怖いインフルエンザウイルスに変異することも考えられる。

鳥はだめだから処分、豚はいいから、処分しないってことでいいんだろうか。
たぶん鳥は強毒性であるが、豚は弱毒性であるから・・・というのが根拠なんだろうけど、
スペイン風邪も最初は弱毒ウイルスだったものが、変異して強毒になっていったという経緯がある。
そのような、ものごとの根っこは根こそぎ刈り取るべきなんじゃないか。

スペイン風邪の際も、アメリカのセントルイスフィラデルフィアでの決断の仕方で、死者の数がたいへん違ったということもある。

セントルイスの市長は大英断をし、商店をすべて休業、自宅待機を命じた。当時はこれがたいそう非難を浴びたそうだが、現在では、その対応が死者が少なくすんだということで評価されている。

エジプトに対して、非難があびせられているが、適切な行為なのではないだろうか。